【自己啓発本】「幸せになる勇気」は実践していける行動なのか?
「幸せになる勇気」という本を読破した。
分類としては自己啓発本になるのだろうか、アドラー心理学に基づいた人生の捉え方について書かれた本だ。
この本は続編で「嫌われる勇気」という本を読んだ上での内容となる。
有名な本で名前は知っていたが、自己啓発本には少し抵抗があったので手を出さずにいたが1年ほど前に精神を病んでから色々と読み始めている。
とは言っても社会人1年目のときも自己啓発本を読んだが、活かせているものはなく、自分の思考を柔軟にすることはできたと思うが暮らしの中に取り入れることは出来なかった。
本筋から逸れてしまっているので元に戻ると「幸せになる勇気」、非常に難しい本だったと個人的には感じている。
もちろん今までの実践しない本とは違い実践していくということを前提とした場合だ。
愛について語るところでは相手を愛しているのではなく、愛してほしいと自己中中心的になっていることは自立できていないという内容については心に刺さるものがあった。
前作ではなるほど、こういう考えで生きる方法もあるのかと捉えることができたが、本書は本当に耳が痛い内容が多かった。
本書は生活に当てはめた上でアドラー心理学を語る。
幸せとは何か、愛とは何か、自立とは何かを問いかけてくる。
問いかけのたびに自分はここが足りないなやここの実践は難しいのではないか?と想像を膨らませながら読破し、読み終わったときにはではどうしようかという感情が残った。
悲しいことに今このように記録として、感想を残そうとしても本書の冒頭の記憶は曖昧になりつつあるし、後半の部分は耳が痛い内容だったことに加え自分の中に落とし込めることができていない。
ふんわりとした状態で読んで意味があったのか?と言われるとこういう視点もあるのだと学べたとしか言えないだろう。
多くの視点を学ぶことは良いことだが実践したいと思ったのなら、自分に落とし込めるよう努力しなければならない。
今後、前作含めてこの2冊については定期的に読み返し、その度に感想を書いていきたいと思う。
次回私が書く感想はまたふんわりした内容なのか、それとも少し精度が上がった内容なのかは文章力の向上含め自分の進化に期待である。
また、アドラー心理学にも興味を持つ機会を与えてくれた本書にはと著者の方々には感謝しかない。